ジェモセラピーは、秋から冬にかけての季節の変わり目、そして冬の厳しさを乗り越える時期の健康管理にとても役立ちます。
この季節におすすめのジェモエッセンスをご紹介します!
1.イヌバラ Eglantine / Rosier Sauvage (植物学名Rosa Canina)
ドイツのハーブ療法の母・聖ヒルデガルドによって「愛情の新芽」と呼ばれる《イヌバラ》、(ワイルドローズ)(野生バラ)(ローズヒップ)。
その素晴らしい効能は、免疫システムの向上、炎症や再発するすべての慢性疾患に対して優れた治療ともなることでよく知られている薬用植物です。さらに、耳鼻咽喉科系の疾患・感染症の改善に使用されます。
また、大人だけでなく、免疫に対してまだ発達が未熟な子どもにも推奨されています。
イヌバラのジェモは、免疫系や呼吸器系、関節や内分泌系に優れた作用を及ぼします。
幼児にも使用され、鉄不足に伴う貧血になりやすい方のための強力な味方です。
さらに
さらに、耳鼻咽喉科系の疾患、免疫力の強化、骨関節炎の状況にも非常に適しています。
・鼻炎
・耳の感染症
・扁桃炎
・気管気管支炎
・鼻咽頭炎など
2.西洋ハシバミ Noisetier (植物学名 Corylus avellana gemmae)
温暖なフランスに生息する西洋ハシバミの木は、地面を強化し、他の植物の成長を助けるために、「光の木」とも呼ばれています。
この西洋ハシバミの優れた作用をジェモセラピーの分野に拡張することにより、他の植物との相乗効果により作用を強化することが可能となっています。
西洋ハシバミには主に次のような効果・作用があります。
・コレステロールを下げる
・体内の必須ミネラルの強化
・肺水の浄化
・呼吸疾患、喘息、気管支炎、小児喘息
・精神のバランス安定、抗うつ効果、自律神経調整
・抗貧血効果
・抗酸化作用
・動脈炎サポート
・肝硬変サポート
・抗菌作用を生み出します
また、西洋ハシバミのジェモエッセンスは、気道に詰まったタバコの有毒物質を和らげることでも知られています。
3.カマズミ Viorne (植物学名 Viburnum Lantana)
肺の排出物であるガマズミのジェモエッセンスは、中国医学では肺と大腸領域と関連付けられています。 アレルギーまたは炎症がある症状の場合に、有用な肺のドレナージュとなります。
喘息、気管支炎、呼吸困難、鼻炎など、特に呼吸器系アレルギーに推奨される植物の一つとして知られ、非常に優れた天然の抗アレルギー性および鎮痙性を保持するため、基本的な治療用として、さらに、皮膚アレルギーを和らげるためにも使用することができます。
ジェモセラピーではカマズミは、呼吸器痙攣(喘息、小児ぜんそく)、アレルギー性鼻炎、皮膚疾患を緩和する作用があります。
筋肉の収縮メカニズムに関与するカルシウムやマグネシウムも含まれています。
ガマズミのジェモエッセンスには、主に次のような症状に効果があると言われています。
・気管支系疾患、喘息の改善
・湿疹、アレルギー性鼻炎
・アトピー性皮膚炎
・けいれん
・甲状腺機能の向上
・痛みと炎症の緩和
・骨関節、リウマチ
カマズミ(ランタナカマズミ)ジェモレメディ 【エルビオリス】>>
4.西洋シデ (ホーンビーム)Charme (植物学名 Carpinus betulus)
西洋シデは、生息する土壌は問わず、周囲の植物種を保護しながら腐植質を改善するため、「社会性の木」とも呼ばれています。呼吸器系、免疫系、心臓血管/循環系、消化器系に働きかけます。
西洋シデのジェモエッセンスは、この季節は特に慢性的および急性の鼻炎、副鼻炎、風邪の症状、耳鼻咽喉科の疾患に用いられています。
・副鼻腔炎(鼻粘膜の保護による)
・慢性気管支炎
・けいれん性鼻炎
・呼吸けいれん
・出血、循環系の疾患
・コレステロールの調整