パリではちらほらと桜が開花し始めました。本格的な春の到来ももうすぐです!
この季節はいつも楽しみですが、それとともに、花粉症やアレルギーに対して過敏な反応がでてきます。
現代の生活環境と食物、習慣の変化から、アレルギーにかかる人口が急増しているとのこと。
フランス人では、現在4人に一人が花粉症の影響を受けているそうですが、
その数値は20年前の約7倍。日本も同じく、20年後には2人に1人がかかることが予想されています。
アレルギーを抑える抗炎症作用を促す市販の薬には、胃腸を弱くしたり眠気を増す成分が含まれています。これらは長期で使用すると危険なので、短期での使用が勧められています。
厄介なアレルギー症状に対して、薬には出来るだけ頼りたくない方が、「ジェモセラピー」を選択するケースが増えています。
代表的なジェモレメディ―をご紹介します。
カシス (植物学名:Ribesnigrum)
抗炎症、および抗アレルギー作用
何世紀にもわたって強力な抗炎症作用、浄化作用(抗毒)があることで知られているカシスは、世界でも最も研究され、その新芽を使ったジェモセラピーでも最も使用されている植物のひとつです。
優れたコルチゾン作用(副腎皮質)抗炎症剤として広く認識され、副腎への作用により、血中の副腎レベルを上昇し調節します。化学的な市販の抗アレルギー薬と違って、眠気の副作用がない、大変優れた抗アレルギー薬になります。
さらに、他の植物の芽と組み合わせると、さらに効果を高めることが研究されています。
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ローズマリー (植物学名:Rosmarinus officinalis.)
毒素排出作用
肝機能が弱まると、アレルギーが出やすくなりますが、ローズマリーの新芽は、肝臓に対して刺激作用があり、毒素を除去するため、様々な臓器や組織を保護する体に優しい抗酸化作用剤として働き、アレルギー体質を整えることで知られています。
季節の変わり目、体内に溜まった毒素の排除(デトックス)、アレルギーの対策ケアにおすすめのジェモです。
植物は厳しい環境で育つほど、成分が高くなると言われています。
汚染のないフランスの大自然の中でたくましく育ったローズマリーの新芽は、様々なジェモレメディでもブレンドされ、よく使用されています。
ローズマリーの優れた解毒作用は、「神経系」にも働きかけ、記憶を改善し、倦怠感を減らし、幸福感を増す働きもあります。
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そして、最後に、
プロポリス
免疫を高める
非常に優れた抗感染、抗ウイルス、免疫刺激作用を持つプロポリスは、特定の樹木のつぼみから、みつばちによって収穫されたプロポリス樹脂から成っています。みつばちたちは、幼虫の成長を守るために、巣箱の清掃にそれをプロポリスに変換し、抗感染薬として使用します。プロポリスが持つ、抗感染性(抗真菌性、防腐性)が高いフラボノイドは、抗酸化作用と抗アレルギー作用が豊富であることが承認されています。プロポリスが持つ成分が、近年研究され、様々な薬剤にも使用されています。
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アレルギー・花粉症は、これからますます増えていき、現代人の生活を困難にしていくと言われています。
副作用のない、カシス、ローズマリー、プロポリスの持つ自然の抗アレルギー作用を活用して、つらい花粉シーズンを乗り切りましょう。